研究室紹介


講座概要


大阪大学大学院工学研究科電子情報エネルギー工学専攻 電子情報工学コース先端通信工学講座は、大学院重点化に伴い、 大学院専任専攻として平成8年4月に設置された。 本講座は、超高速光ファイバ通信技術および 無線ネットワーク技術の研究および教育を担当しており、その中でも特に、 大容量かつ高品質なマルチメディア通信を可能とするための高度 情報通信ネットワークの工学的実現に関する研究を行なっている。 具体的には大容量、高品質かつ長距離伝送が要求される光ファイバ基幹ネット ワークにおいては、超短パルスの長距離伝送が可能な光ソリトン伝送に 関する研究を進めるとともに、トラフィックや電波伝搬路の変動に対する 高い柔軟性が要求される加入者無線ネットワークにおいては、各種の多元接続 方式と知的信号処理技術を融合した知的無線通信方式の研究に取り組んでいる。

現在の研究室の職員構成は、 北山研一教授、および 丸田章博助教授 であり、30数名の大学院学生および学部学生の指導を行なっている。

(本年度の主要研究テーマ)

  1. フォトニックネットワークに関する研究
  2. 信号処理技術の通信への応用に関する研究
  3. 長距離大容量光ファイバ伝送および超高速光信号処理通信に関する研究

(過去の主要研究テーマ)

  1. 光ソリトンを用いた超高速光ファイバ通信ネットワーク